2011年01月31日

外交の無策

先程、ニュースを見ていたら、NYタイムズに尖閣諸島は中国領との記事が
出ていたとのことでした。

これは、明らかに、中国が外交的な活動を行った結果ですよね。
日本は、外交がまったくできていないので、中国に国際世論を作られてしまうわけです。
尖閣事件後の国連総会でも、日本政府はまったく何も言わずに
中国政府だけが尖閣問題に触れ、主権は断固守る、一歩も引かない
と言いました。
これを聞いたいたら、中国政府が正しいのだと、誰だって誤解します。

日本は、もっと外交政策を戦略的に考えるべきだと思います。

自分が思うには、昔から日本人にある以心伝心のような考え方が
逆効果なのだと思います。
言わなくても相手に伝わる…というのは大きな間違いで、言わなきゃ
伝わりません。日本人同士ならまだしも、相手は中国人です。
黙っていたら、都合の良いことをどんどん言われて、それが真実
になってしまったら大変です。

外交ももっと積極的にしていかないと、ただ損するだけのように
なるのは目に見えていますからね。

尖閣諸島問題も、もっと中国に対して、そして世界に対しても訴えて
いくべきだと思います。尖閣諸島が自分の国の領土だと先に言った方が
勝ち…というのは、あまりにも子供じみています。
自分は政治家ではないからどうしようもないので、ニュースを見ていて
イライラします。
正しいことを正しいときちんと言えるような外交を、やっていって
欲しいと思います。



Posted by huum at 15:51

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